いざ!歌舞伎座へ!!

東京観光部 部長のかっしーです。
さて今回、私たちは、満を持して満を持して・・・ 行ってまいりました、歌舞伎!
映画「国宝」の熱もあってか、歌舞伎がじわじわと人気がでてきている昨今、歌舞伎を観たくて東京を訪れている方も多いようです。
12月4日から、十二月大歌舞伎開始になるということを聞きつけ、これは、もう行くでしょ、と決定!
恥ずかしながら、メンバーみんなこれまで歌舞伎を観に行ったことがなく、まったくの初心者。
少し敷居が高いような気がして、でも行ってみたくて、いつか行きたいと思っていたけれど行動に移せていなかった、というそれぞれの想いがあり、みんな一緒なら、初心者だって大丈夫だよね!と、手を組みあっての参戦です。
1部、2部、3部と、それぞれ違う演目が上演されており、私たちはお昼過ぎから始まる、第2部の「丸橋忠弥」と「芝浜革財布」の回を観に行くことに。
なんせ初心者なので、まずはこのお話がどういうお話なのか予習をするメンバーもいれば、歌舞伎が趣味の友人からお作法についてヒアリングするメンバー、映画「国宝」をまず観に行ってくる!と前日に急遽映画で予習をするメンバーなど、もうみんな頭の中、歌舞伎です^^
初めて足を踏み入れた歌舞伎座の中は、天井が高い空間で圧巻でした。
花道がまっすぐ通り、これがあの花道か!と感動します。写真でお見せできないのが残念T0T
各階にはちょっとした売店があり、たい焼きも売っていて、焼き立てのいい匂いにも感動♪
ただし、こちらのたい焼き、上演ごとに焼き上げ個数が限定なのと、上演前には購入できるけど、上演が終了した後は購入ができないそうです。帰り道に買おうと思っていたメンバーはとても残念がっていました。上演前に買えて食べてたメンバーは、「おいしかったですよ~」と得意顔^^
廊下にずらっと、歴代の歌舞伎俳優の方々のお写真展示もあって、これもまた感動しました。もう、何を見ても、へええ~!そうなんだ~!の発見が髄所にあふれます。
そして・・・・とうとう、とうとう、人生初の歌舞伎の幕開けです!!!!

拍子木のリズミカルな音でカンカンカンと、幕が開き、緊張の中始まった演目「丸橋忠弥」。
正直、歌舞伎って、セリフが何を言ってるかわからないんじゃないか、ストーリーを理解するのがむずかしいんじゃないか、といろいろな不安もあって、これまで足が向かなかったのですが、観て、本当にいい意味にしか予想を裏切らない、素晴らしいものだということを知りました!
この演目は、後半は、もうびっくりするくらいのアクションなんです!
シンプルな音楽と、音で、演者の動きをドラマティックに盛り上げ、え、歌舞伎ってバク転ありなの?!と思わず声が出るくらい!
歌舞伎の世界では「とんぼ」と言い、立廻りの際に、刀で斬られたり投げ飛ばされたりしたときに演じる宙返りだそうです。
屋根の上に駆け上ったり、縄を使ったり、もうとにかく、すごいんです。これまで、わかならいんじゃないかという不安を持っていた自分を叱ってやりたいくらいでした。アクロバティックでドラマティックで、大盛り上がり。あっという間の一幕でした。
休憩を挟んで始まる次の演目「芝浜革財布」は、え、歌舞伎ってコメディありなの?!と、これもまた、本当にいい意味にしか予想を裏切らない、掛け合いと動きが満載の面白さ!思わず声を出して笑ってしまって、それでいて最後は心にグッとくる人情を感じ、心温まるラストを迎え、なんか本当に、すごい良かったです!!!
何を言ってるのかわからないんじゃないか、なんて不安、まったくありませんでした。すごくわかりやすく、すごくアクティブで、またすぐ観に来たいと思わされました。出口にあるお土産屋さんで思い出の品を手にし、外へ出ると、もう夕暮れ。昼間とはうってかわった情緒ある歌舞伎座の姿に、ああ、日本ってなんか素敵、と満たされる気持ち。。。。すごくいい機会でした。

ちなみに、歌舞伎座のすぐ横には文明堂のカフェがあり、カステラでお茶をすることもできます♪
次の活動を楽しみにしつつ、歌舞伎との再会を固く誓う私たちでした(#^.^#)
