祝婚歌

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私の姉が来年2月に結婚します。

私たちは二人姉妹で、父は私たちを大切に育ててくれました。

いつまでもお嫁に行かない二人を

心の中でずっと心配していたでしょうが、

決してそれを口には出さない父でした。

今回の姉の結婚を一番喜び、安心したのは父でしょう。

少し親孝行出来たのかな。

自分のことは棚にあげて、早く孫も見せてあげてほしいなあと

思ってしまいます。

小さな頃は姉妹喧嘩もよくしたけど、

私にとってはかけがえのない存在の姉。

親友でもあり、

たまにお母さんみたいになったり、

たまに妹みたいだったり。

そんな大好きな姉に、この詩を贈りたいと思います。

「祝婚歌」

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで
疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい

そして

なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい

にた