4月の読書

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ども。

紙袋いっぱいの古着を売りに行ったら3円でした。Zです。

先月読み終えた2冊のミステリー小説をご紹介。

まず1冊目は佐々木譲の『笑う警官』
warau
北海道警が舞台の警察小説。
もともとは『うたう警官』という題名だったらしいのですが
「うたう」という、自白を意味する警察の隠語が一般にはわかりにくいということで変わったようなので元題でご存じの方もいるかも。

殺人事件がおこり、被害者が女性警官だということがわかると捜査が本部の担当にすぐに移され、さらに容疑者がすぐにあげられたため不審に思った刑事が有志を集めて秘密裡に捜査をしていくというもの。

さっくりあらすじなのでほんとはもっと複雑でおもしろいです。

最初は登場人物がいっぱい出てきて、主観も変わっていくので読み進めにくかったのですが、
中盤から最後までのスピード感とドキドキ感がハンパなくてすぐに読み終わりました。

こちら2005年の「このミステリーがすごい!」の10位になったそうで、映画化もされてるようです。
観てみたい。

2冊目は森博嗣の『すべてがFになる』
Fninaru
孤島の研究所内でおこった密室殺人の謎を大学教授と学生が解くお話。
ネタバレしないようにあらすじ書いたらさっくりしすぎた(笑)

2時間サスペンスがスキな私の頭では密室のトリックは想像をはるかに超えており、
感動すら覚えました。

理系ミステリと言われているらしく、話の内容がほとんどそっち側でついて行くのがやっとでしたがそれでもおもしろかった。
著者が工学博士ということなので納得。

この話はシリーズ化されており、10作品あるそう。
全部読破したい!!