理系出身の営業マンが技術畑に戻るまで

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こんにちは!

先端技術開発事業部のハジメです!

私は未経験でライトカフェに入社し、IT基礎研修を経て、現在に至ります。

今回は「理系出身の営業マンが技術畑に戻るまで」をご紹介したいと思います!

経歴

大学では数学科で代数学を専攻していました。

最近はIT、特にAIなどの分野で数学科の需要が少しずつ伸びているようですが、基本的に理系の中でも「数学は直接世の中の役に立たない」というのが学生時代のイメージでした。

就職も先生になるか文系と同じ選択肢を選ぶのが一般的で、私も例にもれず理系を活かす技術職は選択肢から外していました。

何をしたいか固まらなかった私は何でもできるという理由で20人ほどの小さな企業(採用市場)の営業マンになりました。

小さい会社なだけあって営業だけでなく新卒採用や企画、イベント運営から制作まで関わることができました。

そんな中で転職を考えたきっかけは、色々な仕事をした中で、初めからゼネラリストになるのは難しいと感じつつも、どの業務のスペシャリストも魅力を感じなかったのです。

また企画の仕事として、新しくWEBアプリをベンダーさんと作っていたのですが、自身の知識不足からもどかしさを感じていました。

社内業務などの効率化を考えていた時にも、ITスキルがあれば解決できそうなのに隙間時間の独学の限界を感じた結果、

「IT技術のスペシャリストを目指すのが良いのではないか?」

と考え、研修あり・未経験可のIT企業を探すようになりました。

ただ問題があったのは、「何を開発したいか?」が曖昧だったことです。

そんな中、ライトカフェに出会い、複数の領域を手掛けていて、研修を通して配属先の適正と希望をすり合わせられるという魅力から入社しました。

IT基礎研修

研修内容は他の記事が多く上がっているので、そちらにお任せして、個人的な感想を伝えたいと思います。

研修の難易度としては、学生時代に授業でC言語に触れていたのもあり、個人的には思ったより簡単でした。

逆に言うと「プログラミングとは?PCの操作にも不安がある」という方でも問題のないカリキュラムになっていました。

ただ、研修では言語知識だけでなくとても多くこのことを学べました。

チームで開発する上で気を付けなければいけない点や周辺ツールの使い方、齟齬を起こさないように進める方法など、今後仕事をしていく上で役に立つことを色々と学ぶことができます。

最初の配属 ~人事部教育課~

配属のきっかけとしては、研修も終盤に差し掛かった頃、配属先に関する面談の中で、

「教育課で研修生を教えつつ、新カリキュラムの作成をお願いできませんか?」

とご提案を頂きました。

現場に行くものだと思っていましたが、久しぶりに集中して勉強したことで勉強欲も高かったので、時間をもらって他の知識も蓄えるチャンスだと思い、快く引き受けました。

それから半年ほど、自習式で勉強をして内容をカリキュラムとして整備しつつ、基礎研修の講師をしていました。

現在の配属

現在は、AIを用いたWEBアプリケーションの開発の部署に所属しています。
今回の配属においても、自身の希望と相違がないかなど色々と話をする機会を頂けて、安心して業務に向けて準備をすることができました。

実際に私が配属されるチームでは、配属後に数週間はプロジェクトの説明や使用しているソフトや言語の解説・学習の時間をいただけました。
基礎研修で基礎的な考え方は学習しているので、そこに上乗せするように学習していく形になります。

基本的に在宅勤務にはなりますが、チャットツールで質問をあげると手の空いている方が積極的に答えてくれるので、現場に入ってからも躓くことなく学習・成長できる環境が整っていると感じます。

最後に…!

文系出身の方、完全にプログラミングを初見の方からでもエンジニアの道を進むお手伝いの準備がライトカフェにはあります。

その実体験は別記事として他の方々が書いておりますので、ぜひそちらをご参考頂きたいと思います。

(カテゴリーから「研修経験」で絞って見てみてください! )

逆に学生時代に一度プログラミングを学んだけれど、専業とはしなかった方や理系出身の方にとって、その研修が遠回りになるのではないか?と考える方もいるかと思います。

実際に私も少しそう思っていました。

そんな方々も自分のペースで学べる環境がライトカフェにはあります。

またそれぞれの研修生の不足している能力を成長させるよう、教育課は日々指導方法の検討を重ねています。

経験のない方も、少しある方も、皆さまの挑戦を待っております。

※投稿日時点の内容です