レゴがコミュニケーションのツールになる?ユニークな研修を実際に体験してきました!

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はじめまして。
ブログメンバーとして人事部より初参戦!
こくばと申します。

4月よりライトカフェグループに渡って人事を担当しております。
宜しくおねがいします!

さて、先日人材育成の研修に参加してきたのですが
レゴブロックを使った事例が面白かったので投稿します。

レゴを使った研修が、NASAをはじめ、Google等の大企業も導入していると
以前よりネット、テレビの紹介等で知ってはいたものの
え?なぜレゴ?レゴで本当に研修ができるの?と半信半疑でした。

そこで、たまたま先日参加した外部の研修に組み込まれており
体験してきたので書き記してみます。

結論から言うと、
・他者理解の促進とコミュニケーションの円滑化
・理念・目標等の共有と具体的な腹落ち

としては有用かもしれないな、という事です。

で、なぜそれをする為にレゴかというと
やはり形がある事で、相手に説明する際、
より具体的に説明ができ、イメージさせやすい、という点です。

以下、研修で実施した事です。

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<やった事>
・研修時間は6h程度。
・全てグループワーク。
・4名1チームで、以下を実施。

例)30個くらいのレゴを使って
質問に対し、即座にレゴを1つ選んで発表×5回

質問:あなたのかっこいい人の基準は?あなたにとって友達とは?等

最初は難しいですが、やってくると慣れてきます。
上の例でいくと、棒のパーツを選んで
「芯が1本、まっすぐ通った人がかっこいいと思います」等
質問するお題自体はあまり関係ないようですが、
比喩を意識して説明する事、等、説明する時の補足はありました。

例)質問に対し5分くらいで形を作り、1分くらいで発表×3回

質問:あなたの初恋の相手は?等

ここに来て質問内容はプライベートなお題が効果的との事。
相手が情報開示すると、こちらも開示したくなる、という心理作用を使って
親近感を湧かせ、コミュニケーションの円滑化に繋げる目的だそうです。
確かに、初めてお会いした方々とのグループワークでしたが、
アイスブレイクのような効果がありました。

また、レゴで説明するので、シャイな人でもちゃんと説明が出来る
(相手の目を見なくても、レゴを見て説明はできる)点でも良いそうです。


このあたりでなんとなく気づいてきます。
レゴを使って説明する事で”より具体的な認識の摺合せができる”という事です。

まず、パーツに意味を見出して作る為、説明ポイント等の要点が予め絞られます。
要点が絞られているので、後は話す順番を意識した説明を心がければ
自分の考えをより理解してもらいやすいと感じました。

※後、自分のレゴ作りのセンスの無さにも気づいてきました

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ここからブロックの種類、大小、数もグンと増えてきます。

例)質問に対し10分くらいで作り、発表

質問:あなたが仕事で大切にしている事はなんですか?」等

そこで作ったのが写真のロゴとなります。

IMG_2999
現在、私の目下の課題としている以下2点を表現する為に

1)リーダーシップ
2)ボトムアップ

1)は人で表現
人事業務は社員一人ひとりの協力もあって達成できる部分もある為
リーダーシップを持って社員を巻き込み、推進していきたい様子を人で表現。

2)階段で表現
指示された事だけこなすのではなく、当事者意識を持って自ら提案・改善・実行していきたい。
階段を作る事でそれを表現、また大きいブロックから小さいブロックへの変化でトライ&エラーで段階を踏んで精度を高めていきゴールを達成する様子を表現。

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長くなりましたが、詳細に書くともっと長くなりそうなのでこの辺で。

通常は、企業でのセッション場合
最終段階で個々の大切にしている事と、チーム・部署・会社がこうなっていたい、というのをマッピングして終わるようです。

自社に導入するとしたらどんな場面で有効だろうか。
部署でのチームビルディング、部署間を超えたコミュニケーションの促進、、
色々ととイメージしながら、終日の研修を終えました。

導入する際の懸念材料としては、セッションが4h~6hと長丁場という点と
ファシリテーションスキルでしょうか。

色々考える事はありますが
こうやって業務として外部研修に参加させてもらっているからこそ
インプットをどうアウトプットするか考えながら、組織改善の為にも
取り組んでいきたいなあと思っています。

ではまた!